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鼻づまりに伴ういびきの原因を検査する方法とは?―鼻腔通気度検査

 

はじめに

鼻づまりは、日によって強くなったり弱くなったりしやすく、原因も一つとは限りません。そのため、「アレルギーだと思っていたが、治療してもすっきりしない」「鼻がつまっていて、いびきも気になる」という方もいらっしゃるかと思います。

このようなときに役立つ検査の一つが、鼻腔通気度検査です。鼻の中の通りやすさ(通気状態)を評価し、鼻づまりの状況をより具体的に把握するために行うことがある検査です。

 

このような症状がある方は一度相談をご検討ください

次のようなお悩みがある方は、鼻腔通気度検査の対象となる可能性があります。

〇鼻づまりが慢性的に続き、治療しても十分に改善しない
〇左右で鼻の詰まり方が違う
〇いびきが気になり、鼻づまりも強い
〇喘息があり、鼻づまりを併発している
〇アレルギー性鼻炎として治療しているが、経過が読みづらい

「どの薬が効くのか」「何が主な原因か」を見極めるために、鼻の状態を数値で整理することが次の診療につながることがあります。

 

鼻腔通気度検査は何を確認する検査?

鼻腔通気度検査は、文字通り「鼻の通り(通気状態)」を確認するための検査です。
鼻づまりの訴えは主観が入りやすく、左右差や変動もあります。そこで、鼻がどれくらい通りにくい状態かを数値や評価として整理し、次の診察や治療方針を考える材料にするために用いられることがあります。

 

検査方法について


参照:株式会社デンタリード スパイロシフト(鼻腔通気度計)
https://www.dentalead.co.jp/item/sp-390rhino#

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者さんで鼻腔通気度検査が役立つ場面とは

睡眠中に呼吸トラブルがある方では、鼻づまりが睡眠時の呼吸環境に影響している可能性も考えられます。

そのため、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と関連して診療を進める場面で、鼻腔通気度検査を行い鼻閉の度合いを確認することがあります。

ここで大切なのは、鼻腔通気度検査は睡眠時無呼吸症候群を診断するためだけの検査というより、鼻の状態を把握して評価を組み立てるための一つになる、という位置づけです。

 

喘息がある方の鼻づまりでは「原因の整理」

喘息をお持ちの方では、鼻の症状が併発していることがあります。鼻づまりの原因としては、アレルギー性鼻炎や神経性鼻閉症が検討されることがあります。

このような場合に、診察だけでは「どちらが主な原因か」をはっきり言い切りにくいことがあります。そこで、鼻腔通気度検査で鼻の通りやすさを評価し、物理的に鼻腔の閉塞を伴わない神経性鼻閉症か実際に鼻腔の閉塞を伴うアレルギー性鼻炎かを判断する材料として用いることがあります。

 

鼻づまりが睡眠時無呼吸症候群に関係する理由

睡眠時無呼吸症候群の本質は、睡眠中に気道が狭くなったり、ふさがりやすくなったりすることにあります。その際に影響し得るのが、鼻・口・のどの一連の空気の通り道です。

鼻づまりがあると、睡眠中に次のような変化が起きやすくなります

口呼吸になりやすい

鼻で息ができないため、口から吸う・吐く割合が増えます。

のどの乾燥や刺激が増えやすい

口呼吸が続くと、空気の通り方が変わり、粘膜が乾燥しやすくなることがあります。

気道の安定性が下がる可能性

空気の通り道が変わることで、上気道が“保ちにくい状態”になるケースがあります。

つまり、鼻は睡眠時無呼吸症候群の直接原因というより、睡眠時無呼吸症候群が起きやすい環境をつくる要素として関わることがあります。もちろん、原因はそれだけではありません。顎や舌の形、体格、睡眠中の筋緊張なども重要です。

 

まとめ

岡山市北区の表町診療所では、鼻腔通気度検査を行っております。
鼻腔通気度検査は、鼻づまりの「通りにくさ」を評価し、睡眠時無呼吸の患者さんでは鼻閉の度合いを確認するために行うことがある検査です。

また、喘息をお持ちで鼻づまり感がある方には、神経性鼻閉症かアレルギー性鼻炎かを判断する材料として用いられることがあります。

鼻づまりの原因がはっきりしないまま我慢を続けると、治療がかみ合わないこともあります。いびきや鼻づまりなどの症状でお困りの方は是非ご相談下さい。

 

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