インフルエンザの予防接種・ワクチン

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インフルエンザワクチン接種のご案内

  • インフルエンザの感染拡大シーズンを迎えています。岡山市北区の表町診療所では、2025年度(令和7年度)のインフルエンザ予防接種を行っております。
    事前予約は不要で、直接お越しいただいても迅速に接種を受けていただけます。

    【即日接種可能!】事前予約不要

    接種ご希望の方へ

    ・事前予約不要:直接お越しください。
    (ご予約は不要ですが、17時30分までにご来院ください)

料金・実施期間のご案内

実施期間

令和7年10月1日~令和8年3月31日

料金表

対象者 接種料金
64歳以下の方 3,800円
5歳以上の方(岡山市在住の方)助成対象者 2,080円
65歳以上の方(岡山市以外)助成対象者 市町村にお尋ねください

※当院は、中学生(13歳以上)の方に実施しています
※接種券・クーポンをお持ちの方は受付時にご提示ください
※新型コロナワクチンとの同時接種にも対応していますが、ただし当院では、念のため1週間以上、間隔を空けて実施しています。
その他のワクチンとは前後2週間の間隔が必要です。

予診票について

(事前にご記入いただくと、よりスムーズに接種いただけます)

※未成年の方は、右下の「保護者の署名」欄に保護者様の自署が必要です。

インフルエンザ予防接種
の特色について

1.厳格な感染対策による安全確保

  • すべての器具は使い捨て(ディスポーザブル)製品
  • 一人ひとりに新品の器具を使用
  • 清潔な環境での接種を提供

2.熟練したスタッフによる丁寧な対応

  • 中学生から高齢者まで幅広い年齢層に対応
  • 接種前の健康状態確認を詳細に実施
  • 不安や疑問にお応えする詳しい説明

ワクチンの作用原理
~免疫システムの仕組み~

なぜワクチンで病気を防げるのか?

免疫とは、体内に侵入した病原体から身を守る生体防御機能です。

初回感染時

  1. step.1

    ウイルスが体内に侵入

  2. step.2

    発症を防ぐ、または症状を軽減

  3. step.3

    不安や疑問にお応えする詳しい説明

ワクチン接種後

  1. step.1

    弱毒化したウイルスで免疫を訓練

  2. step.2

    「免疫記憶(メモリー)」が形成

  3. step.3

    本物のウイルスが来ても迅速に撃退

  4. step.3

    発症を防ぐ、または症状を軽減

つまり、ワクチンは「病気の事前練習」をすることで、実際の感染に備える仕組みなのです。

接種時期と効果について

最適な接種タイミング

インフルエンザは例年12月~3月に流行のピークを迎えます。

  • 推奨接種時期:10月中旬~12月初旬
    免疫応答が弱まっている65歳以上の方、気管支喘息、糖尿病、心疾患、免疫不全など基礎疾患を持つ方は、インフルエンザの重症化リスクが高いため10月初旬からの接種を推奨します。

  • 効果発現:接種後約2週間
  • 効果持続期間:約5ヶ月間

接種を受ける際の注意事項

接種をお控えいただく方

  • 37.5℃以上の発熱がある
  • 明らかな急性疾患にかかっている
  • 1歳未満の乳児
  • 重度の卵アレルギーがある
  • 過去に予防接種で重篤な副反応があった

来院時のお願い

  • 服装:肩まで出せる服装で
  • 持ち物:マイナンバー保険証、接種券(お持ちの方)
  • 未成年の方(18歳未満):保護者様の同伴・同意が必要
  • 記載済みの問診票(事前に記載いただくとスムーズに接種いただけます)

    ※未成年の方は、右下の「保護者の署名」欄に保護者様の自署が必要です。

よくあるご質問

今シーズンのワクチンはどのような種類ですか?
昨年までは、A型(H1N1)、A型(H3N2)、B型(ビクトリア系統)B型(山形系統)の4種類に対応する「4価」ワクチンが製造されていましたが、コロナ禍の影響もありインフルエンザB型(山形系統)が姿を消したため、WHOが「3価」への変更を推奨したため、 今シーズン(2025-2026年)シーズンのインフルエンザワクチンは「3価」になります。
妊娠中・授乳中でも接種可能ですか?
はい、接種可能です。不活化ワクチンのため母子ともに安全です。妊娠中は重症化リスクが高いため、むしろ積極的な接種が推奨されています。
接種してもインフルエンザにかかることはありますか?
100%の予防は困難ですが、発症率を約60%減少させ、かかっても症状を大幅に軽減します。特に肺炎や脳症といった重篤な合併症のリスクを下げる効果が高いです。
副反応が心配です
接種部位の軽い腫れや痛み(2~3日で改善)が最も多い副反応です。重篤な副反応は極めてまれで、インフルエンザにかかるリスクの方がはるかに高いとされています。
他のワクチンとの接種間隔は?
新型コロナワクチンは、同時接種可能です。ただし当院では、念のため1週間以上、間隔を空けて実施しています。

インフルエンザの基礎知識

どのような疾患?

インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症。普通の風邪とは異なり、急激に症状が現れるのが特徴です。

主な症状

  • 突然の高熱(38℃以上)
  • 強い全身症状(頭痛・筋肉痛・関節痛)
  • 呼吸器症状(咳・のどの痛み)
  • 全身倦怠感

特に注意が必要な方

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患のある方(心臓病・腎臓病・糖尿病等)
  • 妊娠中の方
  • 5歳未満の乳幼児

これらの方は重症化リスクが高いため、予防接種が特に重要です。

最後に

インフルエンザは「罹患してから治療する」よりも「感染しないよう予防する」ことが重要です。

表町診療所では、地域住民の皆様の健康を守るため、安全で高品質な予防接種を提供しています。スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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